(1) 潤滑作用エンジン摺動部品の間に油膜を持たせ、エンジンをスムーズに働かせると共に、摺動部品の摩耗を防いでくれます。
(2) 密封作用ピストンリングとシリンダー壁の隙間をふさぐことで、燃焼室内を密封し、始動性と出力を保ちます。
(3) 冷却作用エンジンの燃焼や摩擦によって発生する熱をオイルが吸収、放熱することでエンジンを冷却し、焼付きや破損を防ぎます。
(4) 洗浄作用エンジン内部に溜まる汚れを洗い流してオイルが抱き込むことでエンジン内部をきれいに保ちます。
(5) 防錆作用エンジン内部の錆や腐食を防止します。
(6) 作動機能V-TEC等の油圧作動装置を働かせる動力として用います。
このようにエンジンオイルは見えないところで重要な役割を果たしています。
エンジンオイルは、クルマの使用と共に劣化していきます。
その原因は、燃焼ガスやその燃え残りにさらされることによる酸化促進、すす・ホコリの侵入等さまざまですが、それらは本来、走行距離と明確な関係はありません。乗り方や使用環境によって、その劣化影響度合いが大きく違ってくるからです。 しかしながら現実的には、このオイルの劣化度合いを正確に判断できる術はありません。
エンジンオイルが劣化した状態でクルマを使い続けると、本来のエンジンの性能を発揮できなくなり、最悪の場合は、エンジンを破損させる原因となりますので、定期的に点検しましょう。
オイル1ℓ ¥1,320~ (税込)
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